やってられない。そんな風に屋敷を出ようとしても、アナスタシアが取り込まれてしまったからか、はたまたこの木が逃がさないと結界を張ったからか。何にせよ逃げることはかなわない。アナスタシアが生きていると証明するように、屋敷の中、部屋に戻ればそこはあなたの過ごしやすいものであるし、他の場所にも行くことができるだろう。ただ、栄養を欲する木は、変わらずに中庭にある。/*手紙のタイミングはお好きなように。また天声は本日が最後になります。