[そうしてケタケタと哂いを垂れ流していたが、ぴたりとそれが止まると]ああ、もういいや。蒼、あんたもう死んでくれて。[絶対零度の漆黒の目で亜佐美を見据えると、懐に潜り込んで、亜佐美が何かを取り出すのに先んじて鳩尾への一撃。そうして、亜佐美の体勢が低くなると、後ろに回りこみ、]ぐっばい、霊能者さん。あんたの苦悩、面白かったぜぇ。[耳元でそう囁くと、爪で頚動脈を掻っ切った。]