─広間─……で。大分集まったというか、集められてるけれど。爺様、まだ来ないのか?[暖炉傍を離れ、入ってきた自衛団員に問う。当人の訪れは、その直後か。翠がやや、険しさを帯びてそちらに向けられる]……来たって事は。そろそろ、話してもらえる……って、事かな……団長。[肩書きでの呼びかけに、団長は僅かに眉を動かすものの。それに対しては何も言わず、ただ、頷いた]