――…う、ん。言いたい事があるの。エリィや、ラーイ、ウェンなら……知っても変わらずに居てくれる、かな。[そうであれば良いという願望。変わらないと信じたいと思いながらも両親のように変わってしまう可能性が頭を過ぎりそのせいで声は何処か頼りなくなってしまう。エーリッヒを見詰めた後、ライヒアルト、ウェンディへと視線はじゅんにめぐり]うまく、伝えられないかもしれない、けど。[聞いたら、との言葉への返しにはまだ迷いが滲む]