─廃墟・中心付近─ですよね。はい、そうします。[纏う空気が一気に温度を下げる。噴出すように白い霧が周囲に広がってゆく]――Ruhenebel.[空気そのものが重さを増したようにすら思えるだろうか。右手に氷刃も生み出し、距離を詰めようと走る]