そう易々と人を信用してしまっては、その力を命を、大せ を、容易く手放してしまう。[言葉に詰まった一瞬、顔が陰りを帯びたが][表情はすぐに戻る]だから、私を占っていないなど。占っていない私を信じ、自分の力を明かすなど。貴女のその言葉は嘘、有り得ない。…中々、狡猾ですね。そう言われれば、人は貴女に心を許したくなる。[ふっと自嘲的な笑みを浮かべる。]