[氷雪の嵐が生み出される様を眼下に見つつ、手に取るのは、盟を結んだ『審判』のカード。
それに軽く口付け、天へと翳す]
……さて、天使の審判は、どっちに転がる……かな?
下れ、『終焉の審判』!
[響く、凛とした、声。
翳されたカードから光が零れ、それは羽根の形を取りながら、散る]
……勝つか、負けるか……二つに、一つ。
……Sturm,Kombination…….
[舞い散った羽根は白の翼に宿り、光の一対を生み出す。
そして、銀の戦輪は再び一つとなり]
……Das Gericht!
[宣と共に、飛び出した獣へ、それを操る氷華へ向けて、放たれた]