[アーベルの姿が見えなくなり、ライヒアルトが櫛と手鏡を仕舞うのを待ってから]すみません、ご迷惑おかけします。[もう一度小さく頭を下げてから恥ずかしそうに微笑み]ライヒ兄さんがいてくれて…よかった。[シスターになる前、まだ単純に憧れて慕っていただけの頃のしゃべり方と呼び方で、すぐにいつものような様子に戻り]私達も行きましょうか。[奥から感じる声等、人の気配は他に客人がいることを示しており、それならば挨拶に行くのが自然だと思ったため]