人狼物語 ─幻夢─

103 氷面鏡に映る彩


演奏家 オトフリート

―ギュンターの屋敷・広間―

[こちらをじぃ、と見る様子>>42は興味なのか警戒なのか。
男が出した答えはどうやら正解だったようで、頷きと共に返された言葉に、今度はこちらが頷いて見せた。
店の手伝いをしながら、客の話は覚えておけと言われた事が少しは役に立ったらしい]

 あ、よかった、あってた。
 そうか、今はここで暮らしてるんだ。

[色々、の部分には触れないまま。
人には触れられたくない部分があることは、男もよく知っているから]

 籠もってた、かぁ。そういう時期はあるよな。
 でも、名前だけでも覚えていてくれて嬉しいよ。

[多分、両親はいなくなった男の事はそうそう話すことは無かっただろうから、少しでも覚えていてもらえた事>>43は素直に嬉しかった]

 それはどっちでも構わないけど…やっぱり、お帰りなさいの方が嬉しいかな。

[などと、少しばかり感傷的な事を口にしたのは、色々あってもやっぱりここが自分の故郷だと感じているからだ。*]

(44) 2017/01/10(Tue) 23:05:11

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