─灯台傍─…─アー、ベル。フォル、カー、ちゃん。[後ろから肩に手を置かれ、振り向けばアーベルとフォルカーの姿があった。アーベルがエルザに問いかける声>>30に、彼の顔を見る。そこにはいつもの、楽しげな笑みがあって。あぁ、自分と彼は、違うんだと。今更ながらに感じて、けれどそれを認めたくなくてエルザに視線を戻した。男性的にも中性的にも見える、人狼からの問い>>34に、息を飲む。棘を飲み込むように、喉が痛んで。]…あなたを止める手段が、それしか無いのなら。[そう、搾り出した声は、震えていた。]