……成る程。そりゃ、そうだよね。 [ロミの膝に薬を塗り、包帯を巻くライヒアルトを眺めながら] 偶々、ミスリル銀の彫刻用ナイフが手に入ってね。 丁度ラーイが仕事請けたって言うし、試してもらおうかなって。[偶々なんて嘘で、このナイフを手に入れるために少なからぬ苦労をしているが、そんなことは口に出す気は毛頭ない]