[今は青年の姿の白猫――エーリッヒの不安げな様子に気づいて。さすがに、この状態で撫でるのは気が引けたので、そんなに不安にならないように、と声をかけ。それからふと、微かな違和感]……若竜?[やって来て食事にかかる火炎の若竜から感じた血の気配。気づいたのは、同族故か]俺に言われたくないかも知れんが……無理は、するな。[何かあったなら、話せと。言外に告げて、外へ]