─三層・S地点─[生徒達がバトル及び探索へ向かってからしばらくして。男は未だそこに留まり、休憩用の水場にて用意してもらった弁当をかっ食らっていた]やぁ泉の妖精。え? やー、それは仕方ないと言うか何と言うか。奴らもなんだかんだで気ぃ張ってるだろうしね。そっちまで頭回らんのだと思うよ。[弁当の中からマンガ肉を取り出し貪りながら、あんまり水場が利用されないと愚痴を零す泉の精霊を慰める。そんな泉の精霊は、キーキー騒いでから八当たりのように男の後頭部を叩き、そのまま姿を消して行った]