─ 2階客室 ─[熱のせいか、寝込んでいる間の記憶は途切れがちで。時系列もはっきりしない。その後しばらくして、「ユリアンー? 起きてるかー?」>>100というイヴァンの声とノックがあり、廊下の足音は隣のリネン室>>85へ行き来するものだったか、とふと思う。歌い手の無残な遺体が発見されたことを伝え>>100られると、] 風邪のせいじゃ……なかった? 悪いことが起きるかも、と…不吉な歌に思えて…。[掠れた声でもごもごと言った。]