─ 大広間 ─
うん、気をつける。
ありがとう、心配してくれて。
…オリガも優しいと思うよ?
僕のこと、そうやって心配してくれるんだもの。
[今大変なのはオリガの方なのに、僕を案じてくれる>>98のは申し訳なく思いつつも、嬉しかった。
だから、僕はオリガも優しいと口にして笑みを向ける。
感情を体現したい衝動にかられたけれど、流石にそれは拙いだろうと思い自重した]
へへ、オリガがそう言うなら、そうなんだ、って思っとく。
[僕を優しいと繰り返すのにも笑いながら返して。
毛布や薬を取りに行く面々を見送りつつ、僕はオリガの傍に留まった。
足に負担をかけないためでもあったし、何よりその場に居たかった*から*]