― 図書室 ―[別に盗み聞きの趣味はないから、聞こえる会話はそのままにして書架の探索を続けようとして]……ん?[聞こえたのはドアが開く音]ライヒ君、じゃないよな…お茶淹れるって言ってたし。[まして、赤い髪の少女がいるうちは、とは口にはしないでドアは見えるところまで移動して、目に入るのは手袋を外そうとする姿>>114どこかで見かけたような?と思いつつ、だけど控えめに]どうかしたのかい?[と声を掛けて]