― 中庭 ―[グレゴリーに声をかけなかったのは、下手な治療は必要なさそうだと思ったから。 ニキータの擦れた声にぽろぽろと涙をこぼし] ……むりしちゃ、だめだっていったのに……[火傷という相手に氷水で濡らしたタオルを用意する。 お菓子の木に向かおうとするのはとめられなくて。 あれこれ、手当てのために動いたりしながら、これからどうなるのかを見ている**]