─繁華街・広場近く─[オレは倒れた幼馴染の傍から逃げるようにして駆け出す。時間の経った幼馴染の身体は、桜の花弁となり宙へと舞った](次の餌はどうするかな。 力あるものは早めに『処分』したいところだけど)[もう一人、オレは司を知っている。皆が憑魔であるオレを探す中、一人で生き抜くにはチカラが必要だ。けれど憑魔と言えど、人の手でも殺される可能性があるのを先に見た。人を侮ることも出来ない]