人狼物語 ─幻夢─

103 氷面鏡に映る彩


演奏家 オトフリート

[「場」について問われたなら、自分も聞いた話であると前置きして話を始める]

 『幻燈歌』を聞いたとき、符合するなとは、思ったんです。
 “月巡り、刻巡り、『場』が築かれしとき。”……

[詩の一文を挙げて話を進める。

 時……満月の夜
 場所……他から隔絶された、或いは封鎖された空間
 そして、人……特別な定めをもった人々

これらが揃った時「場」ができるのだと]

 人、というのは……これも多分、『幻燈歌』に登場する物でしょう。
 つまり、闇の者と光の者。です。
 そして……「場」が出来てしまったら、もう止められない。
 終わるまで、誰もここから出られない……

[「終わるまで」をれがどういう意味かは、ギュンターや旅人の言葉から察する事ができるだろう]

(129) 2017/01/15(Sun) 16:31:00

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