―集会場・広間―あのねえ、ローザちゃん…。俺がそんな酷い奴に見えるかい?[両手を広げて首を振る。ただ、本当に彼女がいたとしてもやっぱり同じような振る舞いをするだろうけれど]おーけいおーけい、今彼女の心の声が俺に聞こえたよ。許可するってさ。…刺激的な夜に挑戦してみる?[煙草を口から外してローザの方へ顔を近づけた。ふわ、とワインの匂いがして、ぱちぱちと瞬いた]…って、なんか変だと思ったらずいぶん飲んでんじゃねえの?大丈夫か?[問う声は心配げな響きを含んでいた]