ごまかす術…ねぇ。長老さんでもそれは見抜けない、って事かな。としたら、厄介だな…。[考え込むように、右手でカルロスの頭をわしゃわしゃしつつ左手で自分の後ろに縛った髪を弄りながら顔を上げて空を見た。 暫くそうしていたが、周りを見渡すと]俺、家族とか心配になってきたんでやっぱ帰るわ。リディア、飯また今度。[膝をぐっと入れ込むと、強く蹴って飛び上がる。 そのまま薄金の羽根を広げ、自宅へと*帰って行った*]