人狼物語 ─幻夢─

103 氷面鏡に映る彩


大工 イヴァン

[呼びかけに返る声>>172
見ればその瞳からは雫が零れていた]

─── そ っか、

ずっと、いてくれたんだな。

[伸ばされる手>>173を掬うように己の手を重ねる。
生ある時ですらこのように触れたことはなかったが、それは自然に為されて]

謝ることなんて何も。

…俺も、何もしてやれなかった。
最期に気付いてやれなかった。

すまない。

[謝罪を紡ぎながら重ねていた右手を浮かし、カルメンの頬に添えて親指で雫を拭ってやる]

(183) 2017/01/23(Mon) 22:38:12

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