あぁ、そうだね。
お茶か何かに使えそうだし…
[要るなら持って行くかと聞かれ、頷きかけたところで質問をされ、瞬き一つした。]
まだ決めてなかったんだ。
付けた方が売りもんにはしやすいけど、あたしはセンスないよ?
[形ある物を作ることは出来ても、形の無いモノを生み出すのは苦手だから。
そう言って苦笑したところに賑やかな音と声が響いて。]
あぁ、ちょうどそういうのが得意そうな子がきたね。
こんにちは、ミハエル、エーリ。
あいかわらず仲が良いね。
[この兄妹はいつみても微笑ましくて、知らず優しい笑みを浮かべて挨拶をした。]