―厨房―[仕事、というのには、納得したように頷いた。それから、食料庫の方へ向く視線を追って、瞬いて]そういえば干し肉とかは僕が持っていたな。売り物の予定だったけど、もしかしたら長逗留になるかもしれないんだろうし、ここで使ってしまおうか。パンはさすがに、持ち歩いてはないけれど。うん、仕込みしておこうか。じゃあ。粉はあるんだろう?その分、アーベルには朝食を頑張ってもらおう。食事も君の仕事だったりしたの?