[どうやら、オリガもウートラも、強く反対する気はないようで、結局自分も、それ以上は何も言わなかった、が]…あのさ。[そっとキリルに近づいて、誰にも聞こえないように気遣いながら、囁く]もしかして、キリルちゃん、ベルのこと好きなの?[声音はからかう風ではなく、真剣なものだと判るだろう]