[照れてしまったのは容姿に対しての褒め言葉に慣れていないから。養父の影響か母親代わりがいないせいかそういうことには余り頓着しないようで免疫のないことを言われると弱いらしい]ごちそうさまでした。[そわりと落ち着かない心を誤魔化すように小さく紡いで立ち上がる。空いたカップがあれば自分のものと共に手にして厨房へと向かった]