―ビル内―…申し訳ありません。驚かせてしまいましたか?[眼を見開いたそれに、聡く首を傾げて微笑む]まぁ、この場所には似合わない格好ですものね。貴方の言うとおり、お嬢さん…マドモアゼルには違いありませんし。[紅のドレスの裾を摘み、ついでに飾りの生花に触れながら一礼を]ですが、どうせならば、名前で呼んで頂けますか?リディア、と。