―厨房―まだ時間が掛かりそうね。[その結論に至れば物憂げな吐息が零れた。続くライヒアルトの言葉には嬉しそうに微笑み]ひとりなら寂しいけれどふたりなら寂しくないでしょう。それにあったかくて落ち着かない……?[子供達とするように添い寝する気でいるらしい。けれどおとうとが何か思うらしいことは感じられて]ん……、やっぱり隣の部屋の方が良いのかしら。ラーイが、一人の方が落ち着けるって言うなら……[無理強いをするのも本意ではなく大人しく引き下がる態をみせて彼を見送る]