……ユリにい、らしい。
[ユリアンの労力の使い方>>390を正す事は出来なかったが、そんな彼に対する声は嫌悪の色をちっとも含まず、羨ましがるようなものになった。
彼の腕から解放されたものの、用事はイレーネの手により果たされそうで、代わりに、広間の片隅に置いたままだった荷物を手に取る]
いいんです、エリザベートさん……
…レーネの言っていること、間違って、ないから。
[口出しするエルザ>>395には首を振り、でも、ありがとうございます、と付け足した]
荷物、置いて………きます。
[誰にともなく断りを入れて、少年にとっては重たい荷を背負い、広間を後にする]