[>>425口の悪い少女が尋ねる声。顔を上げ、されどカプセルには手を添えたまま]――そうかもしれないですわね。でも、……寝坊しているひとがいるかもしれなくてよ。[少しだけ頚を傾ける。死のにおいに満ちた場所。勝手さが助かる、というハインリヒにはちらと視線を向けただろう。]