[朝食だけかと思えば、運ばれて来たお菓子の類。少年のまなこがぱちぱちと瞬いた] ……すみません、何も、しなくて。[同時に申し訳なさがこみ上げてきて、つい、謝罪が口を付いて出る] ぁ、はい、エリザベートさん…… よかった、仲間が、いて。[エルザの誘いに、ほっとしたように答える。自分の分の食器を取り分けることだけはして、空いている席へとついた]