─広間─
……覚悟、って、なんの覚悟ですか。
[イレーネの言葉>>459には、苦笑しながら突っ込みを入れて。
食事を終え、暖炉側に寄ってからは片手で猫をじゃらしつつ、出される菓子やら開かれる服屋の様子をぼんやりと眺めていた。
遅れてやって来た昔馴染みがエルザを気にする様子には、やや、怪訝なものを感じるものの、その場で問う事はせず。
しばし、広間の様子を眺めた後、ゆっくりと立ち上がった。猫が何事か、という感じで、その動きを追う]
……ああ、ちょっと、部屋に戻るだけですよ。
寒いから、ユエはここにいなさい。
[にこり、笑ってこう告げて。
場にいた誰かに猫の相手を頼むと、確保した二階奥の部屋へと戻った]