……っかしいなー。ライのヤツ、どこ行ったんだぁ?[不意に上がる、ぼやくよな声。蒼の右目に、金の左目。特徴的な異眸がぐるり、周囲を見回す]にしても、ここってどこなんだか……妙なとこに紛れ込んだよなぁ。[担いだ漆黒の鞘に納まる太刀でとんとん、と肩を叩きつつ、呑気な口調で言ってため息一つ。それから、相棒を探して歩き出す]