[それからエーファの言葉には、少し心配げな顔を向けたまま頷く。はっきりと断るということは、一人になりたいのだろうか、と。そう思って]わかった。いってらっしゃい。すぐ戻っておいでね。[ひらと片手をあげた。フォルカーの言葉にも頷いて、少女がそちらへあがってゆくのを見送る。心配げなまなざしは、ブリジットも同じようで、ゼルギウスとエーリッヒを見て、エルザへも視線を向けた後で、彼女の方へと足を進める]ブリジットは、体調、本当に大丈夫?