>>588
そうなのか?
じゃ、恐怖の余り変になって、ハンスさんがエルザさんを襲ってるなんてことは…
[迷い無くまるで風のように、走り出して階段へと消えたアーベル]
止める…べきだよな、やっぱり。
[大人の男と呼ばれるにはまだ時間が必要だとしても、俺も男だと上着の上から触れ、服越しにナイフの硬さを確かめそれを勇気の拠り所とする。
早足で階上に向かうユリアンはしかし、今回事を起こしているのが冷静に見えたエーリッヒだということに驚いたり、自分より小さな少年であるところのミハエルがエルザを庇おうとそれに立ち向かっている事に衝撃を受けたり…
…状況を見守るのが*精一杯かもしれない*]