―二階/個室―[ぽんと乗せられる兄の手。その手を見上げるように眸が移ろう。クレメンスの言葉を聞けばくすぐったそうな表情]ありがとう、おにいさま。ずっと、頼りにしてる。[甘えるような声音で小さく紡いで微笑んだ]