……おや?[ふと、彼方に視線を向けるとそこには蒼髪の青年。]あれはいつぞやの忌々しき青年殿…………とは別人のようですね。[そこでふと、口元ににまぁと笑みを浮かべると、]ちょうどいい。あの子で遊ばせて貰いましょうか。[そう呟くと懐から一冊の本を取り出し、ぱらぱらと数ページをめくると]……汝は空駆ける者。疾風の翼纏て、我にその姿を示せ。機神『ソニック・リッター』[宣告と同時、足元に魔法陣が描かれる。そこから現れたのは、鋭角的なフォルムの蒼い機体。]