……それ、どーゆー理屈っ!
[向けられた酷薄な笑みに、舌打ち一つ]
そも、最初っからやる気だったんじゃねーのかよ、っとにぃ。
[ぶつぶつと文句を言いながら、コクピットハッチを閉める。
瞬間の闇の後、光と共に前方に周囲の様子が映し出され]
……ぶっつけ本番、上等!
[打ち込まれる弾丸。
とっさに機体を後退させつつ、コントロールパネルに手を走らせる。
足回りの装甲が弾丸を弾く甲高い音に、がしゃという低い音が重なり。
直後、バックパックに設置されたコンテナが上へと射出され、展開したそれから小型ミサイル五発が乱れ飛んだ]