次は、と…。[団長の埋葬も終えて、最後はエミーリア。彼女に関しては傷も少なく、身内のこともあったから雪への仮埋葬に留め、道が拓けてから両親に引き合わせることに。エミーリアと父親とのギクシャクした関係も知っていたから、尚のこと最期くらいは、と一目引き合わせてやりたかったのだ。幸い、散って間もないために道が拓けるまではこうして保存すれば傷みも少ないだろう。護ってやれなかったことを謝らなければ。そんなことを考えながら仮埋葬を終えた]