─果てなき境界→竜都への移動中─[白んだ空は時が過ぎてもそのままの明るさで。常に見えるやや強めの日差しが現れない]…珍妙な。まるで人界の白夜のようじゃ。[強すぎない明るさ。夜明けであるはずなのに、白夜の夜のような仄かな明るさが辺りを照らしている。遠くで再び大地が揺れるのを感じた。微弱なそれが竜郷各地へ影響を出すのは今しばらく先ではあるだろうか]