人狼物語 ─幻夢─

64 滄に揺らめく銀鏡


バーテンダー エルザ

[背に回された手に撫でられる感覚。
堪えていたはずの涙が雫となってゲルダの背後に落ちた]

ちがう。ちがうんだ。
オレ達人狼は、何もしなくても花に惹かれていくものだから。
あの時アーベルに言われる前にもう、オレはゲルダが花だって朧げに気付いてたんだ。
ゲルダが隠してても、オレはきっと花に惹かれて────。

[言葉が続かなかった。
代わりに、ゲルダを抱き締めた腕と握る手に力が篭る。
身体が小刻みに震えて、泣いていると言うのもしっかりゲルダに伝わったことだろう]

(681) 2011/01/18(Tue) 01:12:43

SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
人狼物語 幻夢(和名&ver.Schwarzes) by azuma
幻夢学園 by seileitoh/日向星花
人狼審問画像 by kiku2rou
黒い森 by 坂無炳吾
トロイカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 by きりのれいん
人狼物語 星影 by kayu
バナー画像 by Silverry moon light