[そうして、ごそりと懐から取り出すのは先程の魔道書。]じゃあ、お疲れ。まあ、羽を休めな。[そう言ってパタンと本を閉じる。それと同時、機体は霞のように掻き消え、彼女自身はふわりと着地する。]あー、思ったよりも損壊激しいなぁ。アレが次に五体満足で出せるのは数十年後か。…………まあ。他にも色々取り揃えておりますから、いいのですがね。[そうして、クスクスと笑いつつ彼女自身も闇の中へと姿を消していった。]