人狼物語 ─幻夢─

58 Starry stone


小説家 ブリジット

[だがその手は触れるか触れないかという位置で止まる。
一瞬怪訝な顔をするが、ユリアンの口から語られる告解を最後まで静かに聞くと]

…………そうか。

[それだけ言って少しの間目を瞑っていたが、目を開けるとじっとユリアンの眼を見つめ]

だからどうした?
いいじゃねぇか。誰だって自分が一番可愛い。
もちろん、俺だってそうさ。生き延びていたら誰かを手にかけていたかもしれない。

自分で考えてそうすべきと思ったなら、その時の自分を否定するようなこと言うんじゃねぇって。

[そう言ってにかっと笑った。]

ああ、リヒターさんならそうかもな。
だが、きっとそうだと思うぜ。

[実のところ。それは彼女の願望であるのかもしれない。
彼女をおいて姿を消した両親。彼らが自分を思ってくれていたのだと、信じたいのかもしれない。]

(888) 2010/08/28(Sat) 04:02:20

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