くっ…。[右目のそれを引き抜かれるのは、自分の一部を引き抜かれるかのような痛み。秘石が自らの体から離れると、その身は人のものに。それでも体は幾分か回復をしていたのか、絶命はまぬがれた]俺も…ここまでか。[笑みを浮かべて]黙って渡してくれてれば、痛い目しないですんでたぜ。[震える上半身を何とか腕で支えて起こし、砕ける自分の秘石を見ていた。]