[笑みにむっとしたような表情を見せた]なんだよ、それ。…本ッ当、今更だし。勝手だし。[片頬に手を伸ばす。ぐに、と引っ張って]それに、…本当、莫迦だなお前は。…んなの、聞かなかったコトになんか…できるか。[手を緩め、視線を斜めに落とし]…『嫌い』なんて嘘だ、莫迦。[呟く声は小さかった]