やぁん、後で縫い直さないとぉ……[傷よりそちらが気になるらしく、スカートをひらひらさせていたが]『そんなことよりまた危険が』そんなことって何、……あ、そぉだった。よぉし、行っけぇルドルド![再びの詠唱の声に気づいて、びし、と指差す]『……』[異界龍は溜息を吐いたあと、飛来する氷の矢に向けて光のブレスを吐いた。光の熱で矢を溶かすことを狙い、そうでなくとも目晦まし程度にはなるか]