人狼物語 ─幻夢─

63 Schlachtfeld 5


賢者 ゼルギウス

[赤い鱗が覆う翼が再度強く空気を叩く。
叩かれ散り去る空気は熱に塗れて溶けて消えた]

[すと、と翼の強大さを思わせぬ軽い音で地に降りて]

…ふむ。
連れられたは我だけかと思うて居ったが、そうでも無いのか。

[肩を竦めるのを視界の隅に収め、正面から真紅を合わせる]

うむ、此処が何処であるか、何故連れられたか、知る手段も持ち得ぬ。
…我は余り長く離れて居る訳には行かぬ故、我の在るべきへ戻りたいのだが。

…其の手段、そなたにも判らぬのだろうな。

(1916) 2011/01/02(Sun) 14:16:55

SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
人狼物語 幻夢(和名&ver.Schwarzes) by azuma
幻夢学園 by seileitoh/日向星花
人狼審問画像 by kiku2rou
黒い森 by 坂無炳吾
トロイカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 by きりのれいん
人狼物語 星影 by kayu
バナー画像 by Silverry moon light