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えぇ、もちろん褒め言葉ですわ。
安心してお受け取り下さいな。
[柔らかく投げる声は、表の世界で用いられるものとなんら変わりない。
ちら、と紫紺は狐面に向いて]
おっちゃんであるのなら、軽々しく頭を撫でたら、それは怒られる気もしますね。
私は構いませんが、相手は乙女ですし。
種や仕掛けがわかりすぎると、面白くなくなる事が多いもんねぇ。
[『面白くなくなる事』の内容は、相当多岐に渡りそうだが、あえて仔細には言わず。
手を振り返した小猿がやってくると、わぁい、とはしゃいだ声を上げてぽふぽふ撫でる。
なんでかんで、気に入っているらしい]
―廃墟―
[ふ、と息を吐いて両手を解く。冷や汗は見て見ないフリ]
堅いも何も、厳禁だ。
[やれやれ、と言わんばかりに肩は降りて]
…いや、チョコで充分。
……ありがとう。
[食料を貰ってしまうと、先程まで鷲掴みしてたこととか何だか色々申し訳なくなったりして。目線は逸れて礼も小さくなるだろうか]
―廃墟―
そりゃあまあ。
なければ逃げたい相手もいるみたいですしねー。
[首を傾げるマイルズへ曖昧に笑って頷く。
空色は一瞬だけ翳ったかもしれない]
探すと色々見つかりますよー。
昨日はウエハース食べました。
だから、どうぞどうぞ。
[すぐにいつもの口調に戻る。
据え膳話題も何かズレているのを感じれば、なんだかなーと呟いて、冷気もいつのまにか散じていた]
んー、いやそこまで期待してませんでしたし。
でも見つかったら教えてもらえると嬉しいですー。
[カルロスの視線にぱたぱたと手を振った]
あら、可愛い。
[両手の指先を合わせ、エリカへと駆け寄るエイキチを眺める]
…奇妙な組み合わせ、にも見えますけれど。
お友達なら、そういうものなのでしょうか。
[えーと、と戸惑うエリカには、紫紺の瞳が細まり微笑みを向けた]
そうかのー。
別んやましいもんは無いんじゃけどのぅ。
[撫でたのも宥めようとしただけだったし、と少し不思議そうに言う。野郎に乙女の感情なぞ分かるはずもなく]
[一方エリカに撫でられて居る小猿は嬉しそうに鳴いて。ぴょいとエリカの手の中へとダイビング]
えぇ。では遠慮なく。手品師にとっての嬉しい褒め言葉に感謝しますよ〜
そしてあのかたがエイキチさんですよ〜。私も先程あったばかりですがね〜
天使さんはお気に入りのようですねぇ
[ロザリーの柔らかい言葉を素直に受け取るようにしつつ、エイキチの説明をする]
仲良うなったら奇妙もなんもなか。
コイツぁ賢うての、色々手伝いもしてくれるけぇ。
[エリカ達の下で楽しげにしている小猿を見やり、そんな言葉を返して。男は自慢げに両腕を組んで居る]
―廃墟―
普通の食事がしっかりあるなら選びませんけどねー。
でも味悪くないんですよ?
[変化の詳細はともかく、獣相があるのは知る人は知ること。
人姿の時でも平気で食べたりするのだが]
どーもですっと。
[用意がいいなーとカルロスの荷物を覗いたりした]
ま、エイキチはワシの分身じゃけぇ、手伝うんは当たり前じゃけどのぅ。
さぁて、『管理者』ば様子も見れたことじゃし、そろそろ行動に移さんとなぁ。
[困惑していたのは、色々と思い出していたから、というのもあるのだが。
取りあえず、説明する必要もないか、とそれは言わずに]
[小猿が手の中に飛び込んでくると、やはり嬉しげな様子でぽふぽふと。
ひとまず、尻尾への突っ込みから始まりかけた暴走は、治まった*らしい*]
そういうことですねぇ〜。教えないのは私達手品師の気遣いですのでそこで納得してくれると助かりますねぇ〜
[仔細については気にもせず、ただ手品師としての言葉を口にして]
それにしても…戦いの現場を盗み見ることはどうやらほとんど叶わないようですねぇ
[カードから伝わる情報を元に唐突にそんなこと呟いた]
[解放されて左右に頭を振って]
厳禁、かぁ。そりゃ難儀だな。
俺は「いい声」が聞けりゃそれでいいんだけど。
[さらっとぽろっと問題発言。「いい声」は多分ちょっと意味が違う]
そんなモンでよければいくらでも出せるから、気にしなくていいぜ。
有るようでないんだよな、食いもん。
[俺もたまには違うもん食いたい、と零して]
探せばあるかもなぁ、ドーナツ。
猫缶、って結構いけるもん?
[今度試そうと思ったとか]
んじゃ、これはお嬢さんに…リディア、だったか?
[言って猫缶を取り出し手渡して]
やましいものがあったら、なおダメです。
[元乙女、現淑女はきぱと言い切って]
ダメ以下かもしれません。
…そうしたら私刑ですわね。
[にっこり華やかな笑顔のまま、何か呟いていたり]
―廃墟―
それは大変そうだ。
[肩を竦めて軽い調子で小さく笑う。
翳る空色を知りながらそうしたのは、先の苦笑を軽い口調で流してくれたことを理解していたからか]
それなりに探したつもりだったけど、…本当につもりだったみたいですね、俺は。
じゃあ遠慮なくいただきます。
[手の内の黄色の箱を軽く揺らして]
それじゃあ、今度お礼に何かあげられるようにもう少し探してきます。
また近い内に、二人とも。
[ケープの裏のポケットの中で一番大きいだろう部位に箱を落として、二人に軽く手を振りながらオフィスビルを*後にした*]
/*
さて、どうなるやら。
今日は出勤だから、昼間ほとんど反応できないんだよねぇ……。
だから、18日に開始にしたかったんだけど。
まあ、うん。
なるように、なるか。
とにかく、体力温存のためにも、寝よう、うん。
[紫紺はエイキチに向きつつ、奇術師の言葉に淡い笑みを浮かべる]
動物に好かれる人に、悪い人はいないのだったかしら?
[正確には、動物が好きな人、だったかもしれない。
少しばかり、紫紺を狐面にはしらせ、唇に指を当て自慢げな様子を見た]
…それなら、悪い人ではないのかしら。
エイキチさまは、賢い、と。
覚えておきましょう。良いご友人であるのだと。
じゃから無い言うとろうて。
そげに下心ありそうに見えるじゃろか。
[からかいはせどもそう言うのは一切無かったりする。たまに素で妙な行動には出るが]
やれ、ワシゃそろそろ暇するかの。
休息も重要じゃて。
[言いながら小猿を呼び寄せ。伸ばされた腕を伝って小猿は定位置へと]
戦いの様を見たいばどっかで張るしか無かろうて。
尤も、こん場所ぁ駄々っ広いがの。
ほんじゃワシゃこの辺で。
[聞こえた呟きに返し、挨拶をすると上方へと飛び上がる。枝葉の中を隠れ行くようにして男はその場を立ち去った]
―廃墟―
どんな声やら。
[裏仕事もしていれば噂を聞いたこともあったか。
聞こえた会話に小声でポソリと呟いた]
よし、また探そう。
普通に食事としても食べられますよー?
[かなり酷い食事もしてきた生活ゆえの感想だったりもするが]
そです。リディア。
ありがとうございまーす。
[手渡された猫缶は腰のポーチに仕舞い、ぺこっと頭を下げた]
さぁて。他のかたの顔を少し見ておきますか。
そういうわけなので、皆さん。御機嫌よう
[帽子を手に取り仰々しい礼を三名にとって]
ケイジさんもゆきますか。ご忠告どうも〜それではまた〜
[そして廃墟へと戻る道をゆく]
[下心があると思ったわけではないが、反応が愉しかったのでそれは言わずにおく]
えぇ、では。
お二方ともご機嫌よう。
[ひら、と手を振り見送りを]
―廃墟―
まったく、困ったもんです。
[流してくれたことに心の中で感謝しつつ]
んー、慣れの差もあるんじゃないですかー?
私なんて昔はこんなのしょっちゅうでしたから。
はーい、それじゃまた。
[去ってゆくマイルズに手を振り返しながら見送り]
私もドーナツ探しに行こうかなっと。
[黄色い箱への礼を言われれば軽く笑い]
また必要なら言ってくれなー。
あぁ、また近いうちに。
[彼もカードマスターであるならば再会は必然だろうけれど。
リディアの呟きにはぽつりと]
…いい声、としか言えねぇなぁ。
[目を逸らすように零して。男の嗜好を知れば自ずと知れるだろうが]
探せばきっとどこかにあると思うけどな。
…そうか、やっぱり今度食ってみよう。
[変な決意をしたらしい]
猫缶が役に立ってよかったぜ。
他にもあるといいんだがなぁ。
─移動中・枝葉の中─
『御霊狩りの星詠み』、のぅ。
やはし一筋縄じゃ行かんようじゃて。
管理者がなんぼのもんじゃい。
盛り上げるんにゃ、そげなこと関係なか。
[最後に挑むべき対象を先に下したならばどんな展開になるだろうか。先に挑んだ者のように、管理者が持つカードの力に興味があるわけでは無い。ゲームとしてこの『デュエル』を盛り上げるための一手。それを為すために男は彼の人物が居るであろう場所へと*駆け行く*]
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