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−温室→館−
[ロビーには、確かにさっき見たばかりの人が描かれていた。
震え上がりながら、使用人であお下げ髪の少女に駆け寄って。]
ゆ、ゆ、幽霊が…!
[わたわたと絵を指差しながら訴える。とにかく、館の人の誰かに聞いて欲しかった。]
[突然あがった悲鳴のような声に、思わずびくりと身を竦ませる。]
…幽霊、ですか?
[きょろきょろとあたりを見回すが、当然そんなものは彼本人には見えないわけで。]
[目覚めは快適だった。
久しぶりの上質なベッドと、暖かい朝食。
分不相応な扱いに戸惑いはしたけれど。
食事を終えれば、使用人よりアーヴァインに会って欲しいとの言葉。
もとよりそれが宿泊の条件、断る理由もなく暫しの歓談。
余程興味を待たれたか、それとも何か思うところあってか、暫くの滞在を勧められ暫し思案する]
俺は構いませんが…。
[否定とも肯定とも取れる言葉を肯定と受け取って、また明日も話を聞きたいと。
此方に滞在となれば村の宿に残した荷物を引き取らねば、と思いその旨を伝える。
『麓に出る物が居るから、それに持ってこさせよう。』
そう言われてそれ以上強く戻るとも言えず。
多少腑に落ちぬ事もあったが、折角の申し出とありがたく受ける事にして、暇に任せて館の散策を]
[ふ、と上から降ってきた声]
あ…
申し訳ありません…どうぞ。
[会釈する間もなく。
邪魔になっていただろうか。拭き掃除の手を離し、慌てたように端に寄る]
[歩き回る間に書庫を見つけ、ハーヴェイの言葉を思い出しその蔵書を見て回る]
…本当に何でもありなんだな。
こんな山奥じゃこれくらいしか時間が潰せない、か。
[よくある娯楽小説から小難しい学術書までがそれでもきちんと整理されて並んでいる。
新しい物からとてつもない年代物まで、微かに埃を被ってはいたが]
暫く滞在なら、一度じっくり見て回るのも面白いかな。
[そう言いつつ書庫を出て、一度外へと]
―館入り口―
今日はとても賑やかね。たくさんの人がいるのかしら?
[鈴の音を聞いてやってきた使用人に尋ねると、どうやら他にも客人がいるらしい。]
タイミング、ずらした方が良かったかしら?
……ん、まあ、アーヴァインさんがいいというなら良いけれど。
取り敢えず、荷物を置かせて下さいな。
今回は、幾晩かしら。一応、薬も持ってきているけれど……
[こんなに館が賑やかなのは、初めてで少し驚いてしまう。
わたしはきょろきょろとしながら、使用人について館に入った。]
…見間違い、でしょうかね?
[まさか自分が幽霊と見間違えられているとは露知らず。]
あぁ、苺は日持ちがしませんからねぇ…。腐らせるよりはすぐに加工してしまうんですよ。
蜂蜜酒を仕込むときに加えると、特に美しい紅色の上質なものができるのですよねぇ…。
[ 静かな館内に響き渡る、絨毯でも吸収し切れない盛大な足音。]
なんだ?
[ 床へと落としていた視線を上げて巡らせれば、階段の傍に感じられる幾つかの人の気配。騒動の主は如何やら其方に向かったようで、]
……珍しく賑やかだな……。
[小さく呟いた。]
[外に出れば、切り立った崖と吊り橋。
それは思ったよりも深くて、恐る恐る覗き込み息を呑む]
ほんと、落ちなくて良かった。
知らなかったとはいえ、よく夜に渡ったな、俺。
[そう呟いてゆっくり対岸へ。
そこから見る館の姿は思った以上に立派な物で]
これだけでも立派に名所になりそうだよなー。
[後で機会が会ったらこの村の事をどこかに書いてみようか、とそう決めて館に戻る。
やがて村から戻った者より宿に預けておいた荷物を受け取って。
暫し与えられた部屋でなにやら書き物をしながら、そういえば今日はまだ誰とも挨拶をしていなかった、と気付き広間へと向かう]
―自室→広間―
幽霊の正体見たり枯れ尾花と言いますからな。
何か白いものと幽霊だと思い込んだのではないですかな?
[勘違いの原因に気付いているのか、笑いをかみ殺している様子。]
あ、こっちこそゴメンなさい、邪魔しちゃって。
[申し訳なさそうな少女に笑いかけつつ途中まで階段を駆け下り、半分くらいからぴょん、と飛んですたっと着地し]
……で、キミは何を騒いでるのかなー?
[動揺している少年に、呆れたように問いかけた]
[などと言っているうちに、先ほどの少年が形相を変えて飛び込んで来た]
ゆ…え、あの…
如何なさいました?
[答えを聞いても対応できたものかは分からないものの、少年の目線の高さに屈み尋ねてみる。“幽霊”の言葉に少しひやりとしたのは気付かれただろうか]
―→二階 部屋―
[いつも使う部屋に案内される。といってもわたしがそこを使うのは、荷物を置いたり、化粧をしたり、それだけだけれど。
鏡は曇りもなく、綺麗だ。
髪と化粧を少し整えて、再び下に戻る。
少し、他の人も見てみたいと好奇心。
賑やかな方に降りていくと、人がいるのが見えた。
おさげの少女と、そう、多分村の子供の姿。]
いえ、邪魔だなんてそんな…
[先ほどの声の主に、恐縮そうにぺこりと頭を下げた。
それから、新たな声に気付いてそちらにも会釈を]
[身軽な着地音と呆れたような声に、ようやく使用人の少女以外にも人がいる事に気付いてそちらを見れば、村の住人である少女がいて。知ってる人だという安堵と騒ぐ理由を知って欲しくて懸命に訴える。]
メっメイさんっ!
みみみ見たんですっボク、あああの幽霊をっ!
牧師さんと一緒にいたから間違いないですっ!
[少し自信が出たのか、びしっと肖像画を指差し断言する。]
こんばんは
[少し悩んで、二階から声をかける。
二人の村の子供。一人の知らない少女。
村の子供の一人は、たまに見かけるだけだったけれど、顔はきちんと覚えていた。]
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