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シスター ナターリエは、読書家 ミリィ を投票先に選びました。
では、まだ何も決める事は出来ない。
答えは、いずれ出るでしょう。
今は、皆休んだ方がいい。
[苛烈なる雷撃の裁定の力、それは内に秘めたまま、微笑んで。オトフリートが戻ってくれば、*皆にお茶をふるまってくれないか、と頼むだろう*]
/*
……水掛け論とか、如何すれば良いんですか。
…えー?何にも背後が見えないのに、どうすればいいの。
機鋼に反発してて、でも狼で。其れ以上情報落さずに
しらばっくれ続けられたら、村側停滞で終了なんですけど。
…ここでオレ動いたって、結局水掛け論だろうし。
同じ情報しか持ってないんだからさ。
[目を閉じて][頭を振る]
[深い青が散って、ばらついた]
……、
[目を開いて][顔を上げる]
[淡い青が髪の奥に覗く]
[微かに唇が動く]
[零れた言葉はやはり、“わからない”だったか。]
[ふらりと歩みだす]
[止めるものは在ったか]
[騒ぎに気を取られていたか]
[もしくは、敢えて見送ったか]
[*ただ、彼の姿は何処かへと消えて*]
[左手に右手を重ねて。静かに見続ける。
過剰な干渉は逆に余計な反発を引き起こす。だから直接に関わることはしない。できない。雷撃にも翠樹にも]
……。
[対となる者が、対立する者達が引けばホッと息を吐いた]
……?アーベル?
[歩き出すアーベルに気付いて声を掛ける。
でも、気付いていないのかそのまま歩を進めるアーベルに、
僅かに眉を寄せて。――そのまま、アーベルの背中を見送って。
ふと、その間にとりあえず収束したらしい騒ぎに、一つ溜息を零す。
――すこしだけ、困ったなと思う。
リディが、事を知ってるとは思わなかったけれど
庇うとも思ってなかったから。…どうして、なんだろう。]
…とりあえず、戻ろう。
[オトフリートと、一緒の従魔と。
近くにエーリッヒもいた。…リディに引き離されちゃった?
忘れないように黒猫にも声を掛けて。 ゆっくりと屋敷へと向かう。
両手の掌の中には、リンゴが*一つ*。]
[それから数刻後]
−中央塔外周通路下部・メンテナンスエリア−
[今宵も、彼の姿は其処に在った。]
[置かれた書には新たに加わった頁]
[幾許かの間、宙を彷徨った後、]
[右の手で][そっと] [触れる]
" 174038136 30190: 1201919702018 "
[紡いだコトバ][データの読み取り]
[天青石の睛に燈る無機質な光]
……は、
[大きく息を吐き出して]
[壁を背にして座り込む]
[此処に生命の気配は無く]
[聞こえるのは規則的な機械の音]
[それが心地好いと思うのは可笑しい事か]
[生命を司る魔の紡いだ台詞]
[精神を司る竜の語った言葉]
[何方も理解に至るまでは未だに遠く]
[オトフリート達が戻ってくると、ユリアンがお茶の提案をして。
淹れに行ったオトフリートについて一緒に厨房の中へ。
こっそり自分の分をアイスティーにさせてもらって]
うん、今はこれがいいの。
[何も入れないそれをちびちびと飲みながら*話を聞いたりした*]
/中/
……昨夜は寒くて死ぬかとorz
しかし、投票デフォネタはマテウス襲撃で途切れたか。
いや、だからってイレーネはなかろうに。
それにしても。
三演目にして初めて大地が墓落ちた。
疾風大地は崩れなかったんだけどね、今まで。
んで。残りの対って。
時空・天聖
機鋼・精神・生命
……そーろそろ、こっちにも来るかな?
―昨夜―
[髭の御仁が引いたのを見、私は震える息を吐く。
「風が教えてくれた」
そう言い切った男が、恐らく私と…灰銀の少年の話を知ったであろう事はたやすく想像が付いて。
彼が護ろうと…しているが故の激昂とは知らぬであったが、少女らに煽られしままに罠に嵌るを助けたかった故に]
……そう、その方がよかろうの…。
[穏やかに見えて反論を許さぬ雷精の言葉に頷き、戻りし者達を迎える。
額の角へと視線が向けられたならば、拒むよに視線を逸らして。
なれど逃げる事なく、振舞われるお茶をいただき。
彼の仔が未だ震えていたならば、細き腕の内に柔らかく抱きて、
心を鎮める――引いては眠りへと誘う事に繋がる――波紋を、静かに紡いだろうか]
[私は約束したとおり彼の仔の側にて、幼き心にかかる重圧を和らげんと心を砕く。
潰されぬように、なれど受けとめられるようにと願いながら]
……今日は疲れたであろう。
ゆるりと休むがよい…。
[腕に抱きて紡ぐは麒麟の歌。言葉なき安らぎの波紋。
それは彼の仔だけではなく――歌を好む様子の時の竜へと、そして他の者たちの心へと、争いではなく慈しみを願って響いてゆく]
[やがて眠りし彼の仔が時の竜と共に去れば、私はその背を見送り――裾を引いて緩やかに動き出す。
言い争う彼等が叫びし属性を――問い詰めるが為の手段やもしれぬそれを――正しく知る為に]
―図書室―
[やがて眠りし彼の仔が時の竜と共に去れば、私も静かに場を辞して。独り向かうは、知識の眠る場所。
誰かに見咎められたならば、眠りすぎたが故と応えて消えようか]
……。
[書を閉じ、私は広間にて見せていただいた本と属性について得た知識を照らし合わせ――そして言い争うが二人の『人間』を思い、苦しげな息を吐く。
心の内に刻まれし恐れはたやすく消えず、私は震える肩を抱いて。
愛し仔の為に出来る事は何かを想い……深く沈んでいた]
[私には機械が襲われるを防ぐ力はなく。
彼の仔を傷つけるやも知れぬ者を、探す力もない]
[時の竜は、精神が竜を信じられると言っていた。
なれば…彼の御方の身を守るが彼の仔を――ひいては時の竜をも守るであろうと、そう想うは浅慮成りや?]
[やがて――震えが収まりし明け方の頃。
私は細い白金の輪についた、親指ほどの菫青石を撫で――美しき天蓋を開ける。
機鋼が王から賜りしそれは、一見小さな手巻き時計と見えようが、螺子を巻くための部品も穴も何一つなき滑らかにて完璧な品。
澱みを抱きはするものの、己が天聖の属――全てに干渉しつつ、同時に何物にも干渉を受けない存在――そしてこの品を示せば、私が翠樹の少女が『協力者』たるを*見つけたと言うは可能なりやと*]
< なんだか、言い争いのけはい。
猫は昨夜、猫の耳があったらしっかり垂れていたことでしょう。
かわりに、猫は考えていました。
リディの言った、ことばの意味を。 >
< おでこの人(火炎の竜)が廃棄エリアにいるって、猫は…わからなかったし、
消えちゃったときに、リディはそこにいたのだったっけって思いました。
なんにもしらないって言いながら、他の人がきえたっていうのもしらないって。
なんだかおかしなことね >
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